南十字星




昭和三部作「異国の丘」「南十字星」「李香蘭」

南十字星は、太平洋戦争時のインドネシアと日本の関係など、歴史的事実が、沢山出てきます。

京都大学で法律を学ぶ「保科 勲」は、恋人に「リナ」がいる。リナは、インドネシア人。リナは留学生。
当時の進んだ日本を学ぶために、留学に来ていたのだ。

しかし、太平洋戦争へと突入していく。

オランダ統治にあったインドネシアのオランダからの独立運動の激化に伴い、リナは帰国する。二人は、再開を夢にみていた。だが、戦争が二人を引き合わせることになる。

この作品は、ミュージカルです。音楽・ダンスは、ほんとにすばらしい。また、インドネシアの伝統的音楽、ダンス、衣装も、沢山使用されている。劇中に流れる歌も、実にすばらしい。そして、衝撃のラストへと。

歴史的事実を、エンターテイメントとして完璧に仕上げている。

また、未来の日本人にメッセージも、語られる(現代の日本人へ)

まるで、文字にすると、「歴史の勉強」みたいだが、違う。エンタメに仕上げている。

これは、意図的にそうしているのだそう。ンドネシアの伝統的なお祭りのシーンは、一見の価値あり。

偏らず事実に基づいて展開するストーリー。その辺りも大変印象深い。とても、おもしろい作品でした。

また観たいと思っていたら、DVDの発売があった。歴史三部作の。私は、このニュースが信じられないくらい嬉しかった。即予約し買いました。再演も繰り返し行われている。大変人気の高い作品。

ジョヨボヨ伝説(インドネシアの伝説)にも、触れているシーンがありました。不思議ですよね、ジョヨボヨ伝説。

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