奥18番19番20番

 金磯弁財天(かないそべんざいてん) 第18番恩山寺奥の院

 恩山寺で修行を行っていた空海。東の方の島に龍燈を発見。
船を借り、その島に上陸。芳しい梅の香りと共に、美しい音楽が流れ、
迦陵頻伽(かりょうびんが)が飛び交っていた。美しい姿をした女神が座っていた。
 空海は女神と一晩、法話を交わした。夜が明け始める。
「私はこの海上を守護する弁財天である。」と言った。夜が明けると共に白龍となって海中に帰って行った。空海はこの丘に弁財天を祀った。

 迦陵頻迦(かりょうびんが)は上半身が人で、下半身が鳥。

 紀伊水道の海域を守護。

 カーナビに上手く案内されず少し迷いました。後に恩山寺の納経所の人に、
先に来られていたら地図をお渡ししたのにって言われましたが、奥の院で、先に
納経所に行ったら「拝みました?」と叱られた事があったので参拝後に行きました。

 近くまではカーナビの案内のままで行けますが、住宅地に入ると道が表示されないので、感で進んでいきました。近くに歩いている人がいたので、車を止めて聞きました。海に突き出るようにありました。季節によって、木で本堂が見えないので不安になるかもしれませんが、行ってみると生きやすい所でした。無人のところです。
 
 納経(御朱印)は、恩山寺で。


本尊真言・おんそらばていえいそわか
 取星寺(しゅしょうじ) 第19番立江寺の奥の院

 空海が太龍の峰(現・太龍寺)で修法中に、地上に厄災を及ぼす妖星が現れた。秘法を用いると妖星が地上に落ち松の木に引っかかった。その星を拾い、妙見菩薩と虚空蔵菩薩を刻んでこの地に納めた。

 阿波七福神(福禄寿)でもあります。

 山道を車で上がっていくと、見晴らしのいい所に出ます。そこから歩いて直ぐ。
神社と本堂は直ぐに発見出来ましたが、大師堂が奥まってて分かりにくかった。

 しかし、大師堂は新しい感じでした。

 その山自体が公園のような感じになっていました。




本尊真言・なうぼうあきゃしゃきゃらばやおん ありきゃ まりぼりそわか
 慈眼寺(じげんじ) 第20番鶴林寺の奥の院

 弘法大師空海が19歳の時、修行中に夢のお告げにより不思議な鍾乳洞を発見した。洞窟の邪気を払うために護摩をたいて洞窟を清めた。悪魔悪竜を壁に封じ込めた伝説が残っています。

 お寺から、洞窟に行けます。また、潅頂ヶ滝が見えます。抜けると、無病息災で長患いをしない、金運、開運が成就、入試、安産、交通安全の成就。

 また、四国別格二十霊場三番札所でもあります。

 灌頂ヶ滝(かんじょうがたき)は、「御来仰の滝」とも呼ばれる。
テレビでも、虹のかかる瀧として、よく登場していますね。

 鍾乳洞に入る時、荷物はお寺に預ける事が出来ます。

 別格二十霊場の三番でもあります。

 同じ名前の奥の院がもう一つあり漢字も同じです。混乱しないように。
(14番常楽寺の奥の院)


本尊真言・オンマカ キャロニキャソワカ

御詠歌・天とふや 鶴の奥山 おくたえて 願ふ功力に 法ぞ通わん
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