東大寺
東大寺(とうだいじ)盧舎那仏像(るしゃなぶつぞう)
華厳宗(けごんしゅう) 華厳宗大本山 東大寺
奈良の大仏。正式名称は盧舎那大仏(るしゃなだいぶつ)。廬舎那仏とは、太陽の意味を持ち、「宇宙の中心から太陽のように照らし続けます」という意味です。
脇仏に、右は如意輪観音菩薩坐像(にょいりんかんのんざぞう)。左は虚空蔵菩薩坐像(こくうぞうぼさつざぞう)。
北西の隅に広目天立像(こうもくてんりゅうぞう)。北東の隅に多聞天立像(たもんてんりゅうぞう)。
盧舎那仏(るしゃなぶつ)は、毘盧舎那如来(びるしゃなにょらい)とも呼ばれたり毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)と言われてるのと同じ。ゴータマ・シッダールタ(釈迦)を超えた宇宙仏。大乗仏教における仏の1つ。
毘盧遮那とはサンスクリット語のVairocana「ヴァイローチャナ」の音訳。
「光明遍照」(こうみょうへんじょう)、「太陽や光・明」の意味。
奈良時代の聖武天皇が作ろうとしました。工事の指揮は行基です。
非常に華やかな時代ですが、国民は疲弊する事もありました。
聖武天皇は大きな力でこの世を包み込むような形で救いたいと願い、毘盧遮那(びるしゃな)のいる世界を作り、多くの人を救済しようと考えました。
盧舎那仏(るしゃなぶつ)を大きく発展させたものが大日如来。