浪切不動尊・南院




浪切不動尊(なみぎりふどうそん)別当 南院(なんいん)



 
 浪切不動尊(なみぎりふどうそん)別当 南院(なんいん)


 本尊・浪切不動明王(なみぎりふどうみょうおう)

 浪切不動明王は空海が自ら彫った。帰国途中、船が大嵐にあった時、師の恵果和尚から授かった霊木に自ら不動明王を刻ざんだ。大火炎が出て剣が荒波を切り開き無事帰国。浪切不動明王は年に1回しか公開されません。、6月28日のみ御開帳。

 浪切不動明王は伽藍山王院に安置されていましたが、南院住職維範大徳の時(平安時代)に当院に移されました。

 南院本堂の西隣に、スリランカのジャワルダナヤ大統領から贈られた仏舎利を奉納する仏舎利塔が建立。スリランカ出身のシロガマ・ヴィマーラ大僧正が南院で修行をしたご縁によるもの。
お釈迦様と弥勒菩薩とお大師様をお祀りしているそうです。

 鳴龍が有名です。龍の絵が描かれていて、その龍の目の下で手を打つと天井と床が共鳴して鈴のような音が聴こえる。6000坪もの境内には3つの庭園があります。樹齢300年になる朴(ほう)の木があります。

 南院は、東大寺の南院に住んでいた子島真興僧都が建立しました。




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