39番★
延光寺(えんこうじ)
聖武天皇の勅命により行基が薬師如来を刻んで本尊とし開いた。
亀鶴山施薬院宝光寺との名だったそうです。後に桓武天皇の祈願寺となり、弘法大師が月光菩薩を刻んで安置。本堂脇に眼病に霊験のある「目洗い井戸」を掘ったそうです。
赤い亀が境内にいましたが居なくなりました。銅の梵鐘を背負って竜宮城から戻ってきた。延喜11年(911年)の事らしい。その時、今の名前になった。
庭園には、梵鐘を背負った赤亀の像があります。仁王門をくぐって直ぐ。
本堂の右に、大師が「宝医水」と名づけ眼病にも効くとされる目洗いの井戸があります。目の辺りを浸してる人もいました。
銘文に「鋳弥勒寺鐘」とある平安時代前記の銅鐘があります。弥勒寺がどこにあったかは謎だそうです。重要文化財に指定されています。
庭も、よく見ると亀の形をしています。池にも亀。梵鐘背負った亀。亀が多い。
本尊真言・おん ころころ せんだりまとうぎ そわか
御詠歌・南無薬師 諸病悉除の 願こめて 詣る我身を 助けましめせ
土佐の国(高知)修行(しゅぎょう)終了。